「悲しくてやりきれない」石川 明 登米尋常小学校 校内収録『小鳥たちの詩』メイキング【動画あり】

音楽
石川 明 登米尋常小学校 校内収録『小鳥たちの詩』

「悲しくてやりきれない」演奏 石川明  
1968年 The Folk Crusaders

2014年6月25日、登米市 教育資料館 旧尋常小学校でのメイキング映像です。

梅雨の季節にもかかわらずお天気に恵まれた一行でしたが、録音の為に閉め切られた教室の中は蒸し風呂状態、暑さに弱い石川の額には熱さまシートが張られています。石川は魂を込めてオルガンを弾きました。

この瞬間、ここ尋常小学校の教室に音楽の神様がおりてこられたようです。

旧尋常小学校の教室をおかりして、当時のままにオリガンを配置。AKGのマイクを立てて録音しました。このCDの題名が何故に「小鳥たちの詩」なのか。こればかりは聞いていただくしかないのですが、不思議なことに石川がオルガンを弾き始めると、どこからともなく、小鳥たちが集まってきます。

石川のオルガンと一緒に歌い始めるのです。このCDにも沢山の小鳥たちの歌声が収録されています。そして、面白いことに、今も窓を開けて、このCDをかけるとどこからともなく小鳥たちが集まってきます。

発売に寄せて、ご挨拶。

日本の足踏みオルガンは昔から音楽教育のルーツとして、また音楽を楽しむ事、情操を育む上でなくてはならないアイテムとして育まれて普及しました。 現在では、他の楽器に置き換えられてしまったような印象はありますが、その温かく柔らかい独特な音色は日本人のみならず世界中の人々の心深く根ざしたものであり、根強いファンの指示があります。

世界的視野で見渡してみても、優良なソロアコースティックオルガンの演奏アルバムは、ほぼ無きにひとしく大変希少価値の高いコンセプトです。 今回の録音に際して、登米市のご厚意により明治時代に建築された国の重要有形文化財、旧高等尋常小学校(教育資料館)の教室をご提供頂けるという大変名誉な機会を頂きました。

さらに、登米小学校のご協力を頂き4年生の合唱も収録出来ました。

日本伝統の楽曲と足踏みオルガン、伝統ある尋常小学校、木造校舎の響き、そして最新の録音機材で収録した音源をふくめ、この作品に込めた我々の思いは、そこに日本人としての「誠実」さと「誇り」、そして我々の「自由」を掲げ後世に残る「音楽の文化遺産」になるよう願いを込めてリリース致します。

敬具 Teragishi photo Studio®
プロデューサー 寺岸 宏一

尚「小鳥たちの詩」の売り上げの一部は、登米市 旧尋常小学校の保存、 維持管理の為寄付させて頂いております。

石川 明 登米尋常小学校 校内収録『小鳥たちの詩』

制作データー

【収録曲】

Live’ at the toyoma blues memoris. I play music of the soul A.Ishikawa. 1.故郷 2.赤いくつ 3.花かげ 4.春が来た 5.めだかの学校 6.春の小川 7.うみ 8.うみ 9.たなばたさま 10.浜辺の歌 11.紅葉 12七つの子 13.赤とんぼ 14.旅愁 15.冬の夜 16.冬景色 17.思い出のアルバム 18.とんび 19.登米小学校 校歌 20.蛍の光

【ゲスト】

登米私立 登米小学校 四年一組の皆さん
担任 佐藤 修 校長 須藤 勝子
(株)とよま振興公社 登米市 歴史資料館 館長

【制作スタッフ】

チーフディレクター 亀田正昭
録音マスタリング 阿部一弘
サウンドエンジニア 千葉 剛志
コーディネーター伊藤桂子
構成/撮影/デザイン 寺岸 宏一
企画/運営(株)寺岸堂

【録音/撮影機材】

Recording equipment

Mac Pro 2.66GHZ Quad-Core
RD:UNIVERSAL AUDIO Apollo quad
Master Clock:Antelope OCX
Mic:AKG C414XL STEREO 4-710d
Urei MODEL-546 DUAL PEQUALIZER
Moniter SP:Altec 612A 604C 1952″
PA:Macintosh MC240 1960″
Canon 5D FE24-105 F4.0L/EF17-40 F4.0L

https://kouichi.teragishi.com/2020/02/22/akira-ishikawa/
この記事を書いた人
Kouichi Teragishi

Teragishi photo Studio® 仙台在住のフォトグラファーです。

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