
住所 Broadway Avenue at Fremont Boulevard, Seaside, CA 93955
Cinematreasures.orgの資料によると 1940年代初期に開館したものの、40年代後期~1950年代初期に火災でリニュアルされているので、出品物は火災の後に設置されたもの、1940年代後期~1950年代初期の製造と考えられます。
2008年にマニアの方が米国からコンテナで個人輸入したものです。オール米松で非常に乾いていて響きも良いです。また、オリジナル塗装のままで再塗装されていない貴重な品です。 これまで数多くのAltec等のエンクロージャーを扱ってきましたが、ほとんどが綺麗なものを販売したいショップなどで数回上塗りされ、乾いた響だった良い箱の音が失われ、響き方がオリジナルとは異なっているようでした。
品物は、米国での映画館からの搬出時、日本への移送時においてついたと思われる外装の傷等見受けられますが、年代の割には非常に良い個体です。米国で映画館から搬出した関係者の話と、現物の状況から、設置形態は、A2の3連(210を横連結)だったそうです。背面側面に搬出時の配置番号が振られていました。配線用ターミナルもそのままの状態を保っています。
※梱包について梱包は、別途の費用でお願いいたします。基本は、日本国内であれば、ピアノ輸送での見積り。
最終が国外であれば、大型家具の輸出を取り扱っている業者に梱包を依頼し、防水フィルムを巻いてその上に木枠梱包致します。かなり大掛かりですので、費用も高くつくと思います。しかし、木枠梱包は、この貴重なVintage Altecを事故から守るためのものです。

これほどオリジナルに近いものは見たことがありません。国内流通ものは、一つの映画館から出てきたものでも、導入時期がモノラル時代とステレオ時代で異なっており、片方がオール米松でよく響き、片方がバーチクルボードで響かない酷いものを泣く泣くお使いになられておられる方もいらっしゃいます。
今回のお品物は、当スタジオの常連様からの委託品になります。現品は当スタジオの倉庫にございます。また、当スタジオでは世界で唯一ALTEC VOTT A1(201エンクロージャー片側3連、5151 12発)のフルセットを展開しております。その他、部品の手配から配送セッティング・修理メンテ、レストアまで、ノウハウが御座いますのでお気軽にご相談ください。
各種、オーディオ関係の実績はこちらから!
コメント