前回、リア周りのレストレーションを終え、
今回は溶接機を使ったフレーム等の補修に取り掛かる予定だったのですが、お目当の半自動溶接機が間に合わなかった為、そのままリヤ周りから、内装関係のレストアを施しました。
まずはシートから。
巷ではレカロなどのシートに取り替えるのが一般的でかっこいいのですが、僕はJB23のノーマルシートの座り心地がえらく気に入った為、ノーマルシートの張り替えキットを取り寄せPVCブラックレザーにて仮装。レカロの手頃なものが手に入るまでの間、これで行こうと思っています。
JB23は、とにかくパーツ類が豊富ですごく助かります。今回取り寄せたのは、素材縫製も見た目も、この値段にしてはすごくコスパのいい商品です。↓
もちろんリアシートも張り替えてみたのですが、ご存知のようにJB23のリアスペースはとても狭く、撮影の機材、例えばジッツオやライトスタンド、レフ等を積む為、すごく面倒なので2シーターにしてしまいました。
そうなると、やはり内装のやれ具合と、
なんともはっきりしないグレーの内装色に嫌気がさし、我慢できなく、その日のうちに内装全バラ。特殊塗料『染めQ』を取り寄せ、全てブラックレザーシートに合わせ半ツヤブラックで仕上げました。
ご存知だとは思いますが、この染めQ、今までの塗装スプレーの概念を打ち破る、すごい塗料で、それは塗装するというより、ほんとに染み込んで行くような感じで、こういう車の内装プラなんかにもすごく相性がいいんです。どのくらいの耐久性かは、こちらで人柱します!
細かな部分も抜かりなく、
例えばシートの足部分の部品や、ドアの細かなパーツ類、センターコンソール、サイドブレーキカバーに至るまで塗装、もちろん『染めQ』で。今回のポイントは、何でもかんでもピカピカにするのではなく、20年ちかくたったやれた質感とうまく調子を合わせ、チャラチャラさせずどこかレーシーでビンテージな匂いのある空間を目指してみました。
今回は材料が間に合わずリヤの荷室部分の仕上げが追いつきませんでしたが、材料が届き次第、シートと同じPVCブラックレザーのフラットパネルを製作する予定です。
次回も内装編、続きます!
よろしくおつきあいください!
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