東京写真専門学校の同級生との30年ぶりの再開
と、いう事で、The SAREE OF PINK!!、10日目。
東京写真専門学校の同級生、硲 敏彦と、田中 克浩が、ここ仙台に駆けつけてくれました。思い起こせば、それは今から30年も前、各々が、それぞれ写真に夢と希望をかけ、同じ夢に向かっていた10代の頃。僕は高校を卒業し、北九州から。田中は名古屋、硲くんは埼玉。
世はバブル景気の終わりがけ、携帯電話やブロードバンドも、デジカメも無かったこの時代、きっと僕らは、今ある現実など想像すらできないほど毎日をくだらない、だけど、大切な、そんな時間を共有したんだと思う。
https://kouichi.teragishi.com/2020/03/05/saree-2016/
2016年6月1日 AER(アエル)ビル29F ニコンプラザ仙台 写真展『The SAREE OF PINK!! 』
まぁ、まぁ、陸路で行けば、インドも結構大変みたいなので、もうどうでもいいや、という感じで、チケットを取り、昔のカメラに50mmレンズを付けた昔の一眼レフに、フィルム100本持って、上海経由で、北インドデリーから、ベナレス、ガンガーまでいくことに決めた。
で、この思いつきの行動がこの 『The SAREE OF PINK!! 』とうい作品になったんです。
各人、それぞれの人生を歩んでいた僕ら3人は、僕の個展 The SAREE OF PINK!!をきっかけに、30年ぶりの再会となった。この30年の歳月は、この3人の間に様々な人生を写してきたはずなのに、それは、不思議なぐらい顔を合わせた瞬間から、あの時の、あの時代の空気に、すごく普通に、まるでその間の30年という時間の壁など無かったかのように、僕ら3人は再開できた。
仙台アエル29階 ニコンプラザ The SAREE OF PINK!!会場にて
仙台の街を散策
仙台の居酒屋での飲み会
夜の仙台の街から、Teragishi photo Studio®へ移動
Teragishi photo Studio®にてはしゃぎまくる
スタジオポートレート
時間の都合もあり、一緒に過ごせた時間は36時間と限りあるものだったのだが、その間、それまでの人生や、その人生で写してきた、写真のことなど、深く語り合い、また、反発し、酒を飲み、喧嘩をし、そして仲直りして、各人、別れた。
この写真を見ながら、やはり写真の価値は、こういうことなんだなって、2016年に書かれた、この記事を再構成しながら想いに返った。
今度、また3人が揃うのはいつのことだろうか。
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朝まで飲み明かし家路に帰る
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