2016年6月1日 AER(アエル)ビル29F ニコンプラザ仙台 写真展『The SAREE OF PINK!! 』

2016年6月1日 AER(アエル)ビル29F ニコンプラザ仙台 写真展『The SAREE OF PINK!! 』

2016年6月1日 AER(アエル)ビル29F ニコンプラザ仙台で開催した、僕の写真展『The SAREE OF PINK!! 』の記録ページです。

思い起こせば、2011年、この年、日本では1000年に一度と言われる『東日本大震災』が起った年であった。

元々、九州出身の僕が、この地、仙台で、この1000年に一度と言われる、その冗談なほど大きな災害にあったこと自体、すごい確率の出来事だったのだが、この災害は予想を遥かに超える規模で、今までの築き上げてきた様々なもの全てが、一瞬にして流されてしまった。

このままではダメかどうかはわからないかったのだが、この時をきっかけに、僕は写真に戻る決心のようなものをしたのは、多分、間違えは無かったと思う。

The SAREE OF PINK!!

それまでの人生で、僕は写真と全く関係のない事をやりながら今までやってきた。

それは、きっと、それまでの僕は写真に頼らずとも、僕はきっそなんでもできるのだ、と、よく分かんない発想と、根拠のない自信で、その自分のベースでもある、一番大切なはずの、そして一番強力な武器を自ら封印して、別の可能性を追い、いや、正確に言えばただただ思うがままに引っ張られるようにやってきた。

その頃の話をすれば、それは、かなり長くなるので、この場は割愛するが、そんな1000年に一度を経験し、精神的にも、肉体的にも、経済的にも大打撃をくらい、ある意味僕は絶望し、精神と体のバランスを崩していた。

このままでいいのか悪いのか、その頃の自分では全く判断出来ず、時間ばかりが過ぎていく。もう、そこには帰る場所も、向かう場所も、ゆっくり眠れる場所も、もはや存在しない事は、なんとなく分かっていた。医者にかかれば、奴らは口を揃えて『美味しいものを食べて、暖かくして、お薬を飲んで、睡眠をとって』となどと言う。

最初のうちは受け入れもしたが、なんとなくそんな事をしてても時間の無駄だと感じた僕は、次の日から、事務所の脇の河川敷で「歩こう歩こう」を始めた。実際、その時の自分は、たった100mさえも走りきることが不可能なほど衰弱していた。

夏の初めから歩き始め、日に10km、僕は死に物狂いでそれを続けた。夏真っ盛り、人間、こんなに汗が出るのかというほどの汗をかき、夏の終わりにはジョギングペースで10kmを走りきることが出来るまでに回復した。

夏の終わり、ここで白状してしまうが、実は、この時、僕はどこでもよかった。HIS旅行会社の知人に連絡して『どこでもいいから、すぐに今世界的に一番危険なところに旅立ちたいのでチェットを取りたい』と申し出た。

元来、ものを知らないボクンラの僕の頭では、そう、例えば、イランやイラク、パキスタンなどをイメージしていたのだが、HISの担当は、半ば呆れながら『そんなの無理です、この時期、ビザなんて取れません』などといい、どうにかならないか、と、泣き付くと『ならばインドにでもいって、ガンジスまで行ったらどうですか』と。

まぁ、まぁ、陸路で行けば、インドも結構大変みたいなので、もうどうでもいいや、という感じで、チケットを取り、50mmレンズを付けた昔の一眼レフに、フィルム100本持って、上海経由で、北インドデリーから、ベナレス、ガンガーまでいくことに決めた。

で、この思いつきの行動がこの 『The SAREE OF PINK!! 』という作品の始まりだった。

『2013年の冬、人生に絶望してた僕が、カメラ一台にフィルム100本をもって、日本〜上海〜デリー〜ベナレスと、一人で北インドを旅してきた時のドキュメンタリー作品です」

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使用機材:CANON (旧) F-1+FD 50mm F1.4
RICOH GR 1
フィルム:ProFoto XL 100 ULTRAMAX T-MAX400
India 撮影旅 移動 Movie『The SAREE OF PINK!!』 Azusa Takimoto
The SAREE OF PINK!! インド撮影旅の一場面。 車窓からインドの街並みのムービー 詳しくは〜 撮影:Azusa Takimoto

そして、この『The SAREE OF PINK!!』シリーズは、この後の僕の人生において、現在2020年の今もまだ制作途中であり、その作品は2019年に蔵王 ミュゼ・マエナカで開催した「NEXT THE SAREE OF PINK!! 2019“』とつながりました。

随時、不定期更新になりますが、色々と思い出しながら、思いつきで更新して行きますので、どうぞよろしくお願いします。

この記事を書いた人
Kouichi Teragishi

Teragishi photo Studio® 仙台在住のフォトグラファーです。

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