伝説のジャズ喫茶ベイシーのマスター描く映画公開!!

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『ジャズ喫茶ベイシー Swiftyの譚詩(Ballad)』

昨年より、我がJazz & AudioWorld Society presents® 代表、カルロス アンドーネ氏の方から、少しずつ聞いてはいた、一関 ジャズ喫茶ベイシーの映画、『ジャズ喫茶ベイシーSwiftyの譚詩(Ballad)』2020年5月29日(金)全国順次公開!らしい!

映画『ジャズ喫茶ベイシー Swiftyの譚詩(Ballad)』公式サイト
2020年5月29日(金)より全国順次公開。岩手県一関市、世界中から客が集うジャズ喫茶「ベイシー」と、マスター・菅原正二の“ジャズな生き様”を炙り出すドキュメンタリー。

あまり詳しくは話せないにしろ、そのジャズ喫茶という文化が、初めて映画なるものになるなんて、それはすごいことだと思う。聞くところによれば、その所謂、ジャズ喫茶という文化自体、それは世界ではすごく珍しく、ほぼ日本にしかない文化と聞いている。

こんなこと言うと、ちょっと変かもしれないが、

僕はもう病気なので何も感じはしないが、そのジャズ喫茶と言うものは、多分、一般世間から見たらば、それは、たいそう異質な空間であることは間違えのないことで、近年、業界を見渡すと、かなりソフティケートされているのは事実であるが、僕のホームであるところの、JAZZ SPOT ELVIN なんぞ、その薄暗い空間と、正面中央に人の背丈を軽く超えてくる大きさのスピーカーが鎮座し、店主はニャリとしながらレコードの針を落とす。

その異質な空間で、大きなスピーカーと対峙して、針を落とした時の音など、それは凄まじく、ざらざらしたアナログのノイズが空間で弾きわたる。そのあと、信じられないほどの無音が訪れ、それは真空の如し、息を飲むまもなく空気が震え気圧が下がる。何もないはずの目の前から、音が、それも信じられないほどのスピードと定位、等身大の音の大きさで、目の前は熱い熱気のほとばしるライブが弾けるように繰り広げられる。

そんな非日常の、それは、まさに音というのか、まるで実態を見ているのか、全く判断つかなくなる一瞬である。面白くって癖になる。JAZZって史上最強にかっこいいんだ!普通の人から見たら、音なんて『なんでも一緒じゃね』って、言われるかもしれないが、実は全然違っていて、かっこいい音もあれば、地味な音、陰気な音、間抜けな音、意固地な音、残念な音、ダメな音、と、いくらでも出てくる。

近年、そんな空間が次々に禁煙になったり、金に物を言わせ機材を侍らせ、明るいうちに行ってみたら、その辺のおばさまたちが屯し、ケーキに紅茶をなんかで楽しくおしゃべりしていたりする。なんでも、店側に『BGMを下げてもらえませんか』などとリクエストして、店も応じたりるするらしい。

まぁ、そんなことは、どうでもいいのだが、

僕がこの道に入るきっかけとなった理由の一旦も、実はこの一関 ベイシーにある。何年前だか忘れたが、若かりし僕は、この店に行きたくて、友人の自称ベテランオーディオマニアのおじさんに連れて行ってもらったことがある。

実は一回の訪問では店には入れず、定休日でもないのに定休日であったり、営業時間のはずがしまっていたり。ある時など、ドアは空いていたが、どうみても関係なさそうなオヤジが出てきて、限りなくめんどくさそうに『今日はやってないから』って、門前払いにあったこともある。

『休みかどうかわかんないから、電話で聞いてから行きましょう』なんて、その自称ベテランオーディオマニアのおじさんに提案すると、そのおじさんは『そんなこと聞いたら大変なことになる』大体が、ジャズ喫茶にいくのに、なんで前もって電話なんかするんだ』とテンパりながら意味不明な返答。

その頃の僕はRock小僧で、そのおじさんたちの、ある意味、ジャズ喫茶へたいする美学の念が、てんでわからず、今振り返ると笑ってしまう。

長くなったので、初ベイシーの音の体験は、

またいつか書こうと思うが、まず、こういう文化の一旦を、少しでものぞいて見たい向きには、是非、読んでおいておかないといけない書籍があるので紹介しておく。いずれも菅原マスターの著書である。

そこに出てくる、JAZZを巡る様々な人間模様、70年代からあるジャズ喫茶 ベイシー。オーディオマニアやジャズオタでなくても楽しめる。そんなベイシーが映画になるなんて本当に楽しみだ。

昨年、渡辺貞夫氏のライブ撮影で、

カメラを回す星野監督がいた。多分、Blackmagic Designのカメラかなかに、何やらオールドレンズらしきものをつけて撮影しておられた。その時、僕は僕で撮影に忙しく、そこまで余裕がなかったのだが、その監督の体の大きさは今も鮮明に覚えている。

本当はまだまだこの件について、面白い話は沢山あるのだが、内輪ネタで、下っ端の僕には話していいのか、判断ができないので、虎の尾を踏む前に、この辺にしておくことにする。

何でもかんでも、お気軽気軽、軽くてペラペラなこの世の中で、

僕はJAZZ喫茶だけは、いつでもどんな時代でも、そこは敷居が高く、限りなく入りづらく、昼間なのに真っ暗で、窓のない空間に、タバコの煙で視界の悪い煙った彼方に、めんどくさそうなおじさんたちが、難しい顔しながら大音量の中で居眠りしているみたいな、そんなジャズ喫茶がいい。

僕は今もこの世界の入り口でうろうろしているのだが、もうそこには、カウントベイシーも、コルトレーンも、エルビンジョーンズもみんないない。来るのが遅かったんだけど、それは、仕方がない。

僕は、何か、自分ではどうしていいかわかんなくなった時、いつもELVINにいく。カルロスマスターに話を聞いてもらう。カルロスマスターは、いつも、音の話をきかせてくれる。『ベイシーのマスターなんて、今でも調整してるんだぜ』って。

なんでもかんでもグーグル先生が知ってるなんて思っている輩は、是非、ベイシーやELVINに行ってほしい。話を伝える凄さは、きっと今後、もっと貴重になる。そして、本当に貴重な話は口から口でしか伝わらない。この映画の中には、そんな伝えなくてはいけないJAZZがきっと映っているはずだ。

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この記事を書いた人
Kouichi Teragishi

Teragishi photo Studio® 仙台在住のフォトグラファーです。

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