THE HAPPY PORTRAIT@Teragishi photo Studio®

About meNEXT THE SAREE OF PINK!! 2019“photo

実に長い間の構想で、今まで撮りためた相当数の写真を一覧でかっこよく表示する事は出来ないものかと考えている。

リアルでの個展、紙媒体を使った展示では過去、様々なプランを試して実現してきた。

何時も思う事は、近年、パソコンの低価格化とブロードバンドの高速化によって写真の観覧のスタイルが大幅に変化しているという状況で、銀塩時代では、例えば四つ切りにマットをかけ額装した大きさで20点程展示すればそこそこの写真展になってたような記憶があるのだが、今のPCモニターときたら、破格のものでも21インチはある。液晶テレビに至っては平気で50インチは超えてくるし、おまけに4k、8kにも手がとどく。

ようするに我々写真で生きる者としては半切、大四つなんていう時代ではないと、いう事になるのではないだろうか?

例えば、荒木経惟先生のイタリア、フィレンチェでのスナップ4000点の個展とか、篠山紀信先生の7メートルを超えるプリントなど流石に圧巻だと思う。

空間や大きさの問題は現実問題なので先ずは置いておいて、先ずは枚数の問題をどうにかしたくて、2016年あたりからの2年間、人物ポートレートを一塊にしてランダムでWEBページを作ってみた。

やはり、妄想と実際に手を動かすのとは別問題で、写真の選別からアップロードまで、大変な手間がかかった。1000枚を超えたあたりで、Word Pressから画像選択画面が重くて動かなくなり、目的の画像を探す事さえ困難になる。

白紙に戻し、集めた画像を再度サイズの変更をかけてサーバーに戻す。

一度その後ランダムで表示させて動きを与えるなどしながら。1000枚超えたあたりでモニターの表示も怪しくなったので、このプロジェクトは一応完結させた。

僕が構想したスケールの10分の一にも満たない規模であるのだが、だがしかし、出来上がったものはすごく面白く私事ながら何時間も見とれてしまった。人の顔は本当に面白い。

良い写真とはいかなるものか、それとは全く別次元で楽しめる。今後、さらなる展示の手段を模索していこうと思う。写真のもう一つの問題は展示にある。やはり写真は見てもらってなんぼだなぁとあらためて思う。

問題のページは↓

そして、性懲りも無く、今はInstagramを使って実験している。

もうかれこれ1000点ほどはあげているが、なぜだか、そんなにテンションが上がらない。すごくよく考えられているとは思うのだが、なにせこのプログラムには『ランダム』機能が無い。それが最大の不満である。よかったらフォローしてください。まだまだ写真をあげていく予定なので。

ブラウザーをアップデートしてください

写真のもう一つの魅力は、間違えなく、並べ方にあると思う。

まぁ、そんなこんなの無駄な努力が、その後の僕の写真展『NEXT THE SAREE OF PINK!! 2019“』に繋がることになるとは、この時は、全くもって考えてもいなかった。

そして、この前代未聞の写真展には、まぁ、色々と書きたいことが山ほどあるのだが、今こうして考えてみても、その準備から開催、撤収までの情報量の多さに、マヌケな僕の脳みそは全くついていけていない。そのうち、その記憶が、僕の中で消化でき、それを客観的に文章化できる日が、きっといつだかか来るはずなので、その時また。

2020″ Thank you for your viewing ! We look forward to shooting you! Teragishi photo Studio® photo by K.Teragishi® http://teragishi.com/

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