と、言うことで、僕は、珈琲道楽の道を歩み始め、、
Mocha matari No.9/Columbia/Guatemala/Black Santos Classic Modiana 18と都合4種の焙煎をやりました。浅煎りからミディアム、深入り手前まで試しました。
下手は下手なりにそれぞれが持つ香りと、そのキャラクターを楽しんだわけですが、やはり当初の目標である深煎りのイタリアンロースト、美味しいカフェオレを入れるためにはアフリカ系の豆が必要で、早々に石巻の老舗 珈琲工房 いしかわの石川社長に連絡を取り、本日、石巻まで車を走らせました。
閉店後にもかかわらず『まずはこれをやってみなさい』と、いしかわ社長自ら、アフリカ系の生豆、ケニアとタンザニアを持たせてくれました。廊下に置かれた石川珈琲の生豆を手に救い驚きました。その色合いと粒ぞろい、そして一目見てわかるほどの欠点豆の少なさ、、と、言うより、そもそも欠点豆が無いのでは、と、いうほどの品質でした。
巷で、色々と焙煎について言われていますが、、
実は、それのどれもが、まず豆の品質がどのくらいなのか?
いくら焙煎が良くっても、それは料理として考えた場合、その素材となる良質な生豆が果たして手に入っているのか?そして、その素材を見極めるために、素人は一体どの位のキャリアを積めば、それがわかるようになるのか?はっと、その事に気づきました。考えれば簡単にわかることなのに、、。
きっと、それは珈琲に限った事ではなく、世の中全般に言える事だと思うし、また、気がつかない人は、きっと一生そんな面倒なことを気づかずに済む幸せな生き方が出来るのだろうと、そんな気がしました。
いしかわ珈琲の美味しさは、どこにも負けないぐらいの意気込みで
生豆を仕入れるところから始まっており、
店の中央に鎮座する、あの30年ものの古い焙煎機とともに味を守っているんだろうと思いました。その他、イチハゼとニハゼの火加減のタイミングと、その全行程の焙煎時間、炉の温度、焙煎機の種類と方向性のなどについて話し込みました。
早々に引き上げ、分けてもらったケニア、タンザニアの生豆で、朝方まで焙煎をしていました。やはり、思った通り、火加減と、香り、注意深く耳をすませて音を聞きき、よく目を凝らしてしっかり見れば、なんともなく綺麗なディープローストにふっくらと黒く艶やかで香ばしく焼き上がりました。
オーディオ然り、珈琲然り、何か目指す時、僕の周りには素晴らしい先人がいます。なんと幸せなことか。しばらくレシピを固め、次回はネルを使ったドリップで味を固めていこうと思います。
石川社長、、今日はありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
珈琲工房いしかわオリジナル焙煎
〒987-1103宮城県石巻市北村字小崎一15-3
TEL/FAX:0225-24-8220
https://monaca.ltd/ishikawa/
僕の愛用している、コードレス珈琲ミル oceanrich G1 充電式ですごく便利に使えています!
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